ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

夏の旅(東京から大阪に)

夏の旅の記録第二弾

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昼前から、あちこち歩き回っている。乗り物に乗るのはわりと好きなので、一日券とかフリー切符のようなものを購入して、行ったことのない場所や降りたことのない駅を探訪してみることが多い。

その一
有楽町 石原裕次郎の歌があった(と思う)。学生時代には全く縁のない街だった。気まぐれで地下鉄を降りてみたが、特に何かあるわけでもなく、ちょっと歩けば銀座なんだということを、実感した。

その二
新板橋 都営地下鉄から埼京線に乗り換えるために利用した。JR の板橋駅とは数百メートル離れていて、両駅の間はごく普通の生活道路だったので驚いた。URのタワーっぽいマンションがあって、ズバリ「タワー」という名称だったのは面白かった。
板橋駅のホームからは、そこそこビルやマンションが見えたので、線路を挟んで街並みが随分異なるのだと感じた。

その三
赤羽 旧友と三年振りに会って赤羽で飲んだ。はしごするのが、赤羽の「マナー」なので4軒回った。念願かなって、赤羽の夜を満喫。

おまけ
東京駅八重洲南口 鍛冶屋橋駐車場 ここから出発する夜行バスに、ギリギリで乗れたので良かった。今回の旅でも、ギリギリで間に合って・・・というケースが多かった。特に最後のバスは、係員さんに拡声器で名前を呼ばれてしまうほどだった。救いは、事前に乗り場を確認しておいたこと。もし、いつものように行き当たりばったりだったら、乗り遅れたのは間違いない。
「学習」して、次回以降に生かしたいものだ。

夏の旅(北海道マラソン)

初めての夏のマラソン大会。出来る限りの準備をして、参加してみた。さすが、北海道。時折さわやかな風が吹いて、ランナー達を励ましてくれるようだった。無理かなと思いつつ掲げた目標タイム3時間30分は、やはり達成できなかった。それでも何とか4時間は切れたので、嬉しかった。

ここ数年夏の終わりに、一人旅をしているが今回も珍道中になった。事情があって、直行便ではなく往路は関空経由にした。金曜日の午前中は通常通り勤務して、午後の便で関空へ。札幌のホテルが、どこも満室で(二万円とかの高級ホテルは除く)、大阪に泊まることにした。たまたまネットで見つけたホテルは大浴場付きで値段も手頃だったので、得した気分だった。南方の駅近くの○○○トンというホテル。オススメ。

土曜はやっと探したカプセルホテルに泊まり、いよいよマラソン。結果は上記の通りだが、その後の計画がルーズで、走り終わってから千歳空港に到着したのが搭乗手続き締切の数分前で、本当に間一髪。痛む足にムチ打って、札幌駅で走り、重いリュックを背に空港内を駆け抜けた。

さすがに昨日は爆睡して、今朝は5:00前に目が覚めた。そこで、散歩に。f:id:nobuon109:20170828085242j:plain

浅草寺の参道から見た、スカイツリー。少し秋めいて、心地よい風も吹いている。
珍道中をもう少し楽しめる。

帰郷(帰省)

8月も16日。お盆休みが終わって、仕事再開というところだろうか。私は明日まで休みが取れたので、もう少しだけ、非日常を楽しむことにする。

この夏帰郷した人も多いことだろう。私も、高校卒業後すぐに故郷を離れたので、かれこれ40年近く、帰郷する立場であるが、ここ数年は親として子どもを迎えることにもなった。義弟一家と社会人一年生の息子が、同じタイミングでやって来たので、にぎやかな一週間であった。皆で食事をしたり、遊びに行ったり、小学生の甥っ子を中心にほとんど全てが展開された。やはり子どもの持つ「力」は絶大で、周りの大人はついついがんばってしまうもののようだ。息子も久し振りに会う年の離れた従兄弟に甘えられて、いつになく「良いお兄さん」ぶりを発揮していた。

そんな中で、私も実家に帰って本来の「ダメな弟」役を存分にやって来た。成人してしまった甥や姪たちがほとんど来ていなかったので、老人会の集まりのようになっていたのだが、いつまでたっても弟は弟。仕事でのちょっとした「失敗談」をネタに、座を盛りあげることも忘れず、勿論自分自身も楽しんで、私の「任務」は無事終了。

幼なじみの家を30年振りに訪問して、お母さんにお目にかかることが出来た。「ご無沙汰して・・・」と、ご挨拶したらとても喜んで下さったのと、駅まで送ってくれた幼なじみが珍しく改まった表情で、「母が喜んでくれたよ、ありがとう。」という趣旨の台詞を口にしたので、びっくりしてしまった。

秋来ぬと・・・

今日から、17日まで休みが取れた。
台風の影響もあり、ここ何日かスッキリしない天気が続いていたが、晴れて来たので海に行ってみた。f:id:nobuon109:20170810164639j:plain

ぐるっと見渡せば、勿論入道雲もあるのだけれど、明らかにこれは「秋の雲」。季節は確実に進んでいる。となれば、頭に浮かぶのはタイトルにしたあの歌。風の音や虫の音に、繊細に反応する古人に敬意を表するばかりである。

お盆も近い。実家に皆で集まることが出来るのは、それだけで幸せな、感謝すべきことだと思う。

7月の総括(210)

昨日は立秋だったそうな。各地に台風の被害が出ている。このブログを読んで下さっている方にも何らかの影響があったことだろう。お見舞い申し上げます。

閑話休題。7月の総括だが、さすがに梅雨の最中ということで月間の走行距離は210ほどだった。仕事はほぼ順調で、プライベートでも特に大きな出来事はなく、毎日が当たり前に過ぎて行った感じである。梅雨明け後は、先日「誓った」通り、海の誘惑に負けないように走ることも出来ている。

日焼けし過ぎないよう、木陰で本を読んで時折まどろむのは本当に良い気持ちだが、誰か気の合う相手や好きなタイプの人と一緒にそうすることが出来たら、尚一層良いだろう。

夢想はさておき、総括の締めとしては「7月もまずまずだったが、新たな出合いはない」ということになる。50代半ばの人間が、特に「努力」もしていないのだから、当然と言えば当然のことである。f:id:nobuon109:20170809213728j:plain

先日上京した折に撮った、スカイツリー。社会人になった我が子たちや、学生時代から30年以上の付き合いになる友人、昨年知り合った友達と楽しく過ごすことが出来たのだから、「まずまず」と書いたのは間違いだった。「とても良い7月だった」と訂正しよう。

有給休暇の取得

8月になりました。今年も12分の7が過ぎてしまったということで、本当に月日の経つのは早いものです。
私のブログを読んで下さっているのは、ほとんどいわゆる「社会人」「ビジネスマン」だと思いますが、みなさんは有給休暇をどのくらい取得していますか。
職に就いて以来、先輩方の教えもあって出来るだけ有給休暇を取るように心がけて来ました。毎年、15日以上は取っていますが、取りたくても取れないという職場も多いことでしょう。

電通の事件もあって、超過勤務の問題が大きくクローズアップされているのは、親としては非常にありがたいというか、良かったなと思っています。
残り僅かの「労働者」としての期間中に、後輩や大げさに言えば「世の中」のために、何か少しでも役立つようなことをしたいと思って、労組の末端の役員を引き受けて、地味に活動したりしています。

東京体育館プール

上京する時には、その時の気分に合わせて懐かしい場所を訪ねることにしている。

その中の一つが、東京体育館プールである。学生時代の後半にその存在を知り、時々出掛けていた。民間に運営が委託されてから、随分イメージが変わった。特に変化が顕著なのは、スタッフの対応。

その昔、プールの監視員と呼ばれていた彼らは、その名の通り利用者の中に「不届き者」がいないかを監視するために、目を光らせていた。こちらに「思い当たる節」があるものだから、何となく避けていた。
今回、プールサイドまで進んでからキャップを忘れたことに気づいた私は、スタッフの青年に「レンタルのキャップはありませんか?」と相談した。
彼は頭を下げ、「申し訳ありませんが、レンタルはございません。お金をお預かりできましたら、私が買って参りますが😃」と、実にさわやかな笑顔で対応してくれた。本当にびっくりして、お言葉に甘えた。待つこと数分、キャップとおつりを手に彼は再び笑顔で私の目の前に登場した。「お待たせしました。どうぞ、お使い下さい。」

スタッフの青年が買って来てくれた白いキャップf:id:nobuon109:20170730073546j:plain

民営化されて、良くなっていることやモノはいろいろあると思われるが、東京体育館のプールはその筆頭ではないかと感動した。