ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

極寒

北国の方には、鼻で笑われそうだが何しろ寒い。

東京で過ごした学生時代を除いて、ずっと福岡で暮らしているが、今年は本当に寒い。

他の地域の方には、「九州」というくくりで捉えられ、「南国」とか「暖かい」というイメージがあることだろう。声を大にして言いたいのは、福岡は日本海に面していることもあり、全然「暖かく」ないということ。f:id:nobuon109:20180206104148j:plain

一旦離れて、戻ってみて実感したのが「東京の冬はからっとしていて、それほど寒くなかった」「一方、福岡はどんよりしていて寒い」ということだった。それから幾星霜…。温暖化が、杞憂だったと思ってしまうほどの寒さはいつまで続くのだろう。

折りも折り、今日は高校の推薦入試。ダイヤが乱れたバスを諦めて地下鉄で出勤したが、車中には受験生とおぼしき中学生の姿もチラホラ。彼らに、そしてすべての人に「暖かな春」が訪れますように。

私には「爛れた春」とか「目の眩むような夏」とかも、大歓迎だ。

雪が降る…(立春に寄せて 好きな歌)

節分も過ぎて、今日は立春だというのに、何という寒さだろう。
珍しく土日が休みなので、やりたいことをやろうと寒さにめげず、動いている。

昨日は今月初めてのランニング。久し振りに小高い場所にある神社まで。ちょうど節分ということで、賑やかに祭事が行われていた。沿道には露店も出ていて、活気があった。社会人になった我が子達がまだ幼かった頃、家の中で「豆まき」をしたことが思い出されて、感慨深いものがあった。

そして今日。雪が降る中、自転車で図書館に行き軽いもの(紀行文)から、重厚なテーマの小説まで何冊か借りて来た。往復する間、頭の中で流れていたのは「雪」という曲。

「雪が降る 立ち話してるだけで
 雪が積もる 二人の傘に 
 あなたは明日 行ってしまう
 夜汽車に乗って 行ってしまう」

と悲しげなメロディに乗せて切々と歌うこの曲を初めて聞いたのは、飛行機の中だった。歌っていたのは松原健之(まつばらたけし)、初めて名前を見る人だった。サビの部分が
「雪国の娘だから 遅い春を 遅い春を
 ずっと待つけれど 迎えに来てくれますか」

第一印象は「凄い演歌だ!」。次に「けど、わりと好きだな」。家に帰って、曲や歌手について検索してみるといろいろなことがわかって来た。

何度も書いているように、私は音楽の素養がないので、自分で歌うことも演奏することもままならないが、気に入っている。誰か上手な人がカラオケで歌うのを聞いてみたい。

1月の総括(130&映画評)

今日から二月。降雪の予報が出ているところも多いようです、皆さんご注意下さい。

さて、恒例(?)の前月の総括。
前半は敢えて走ることを休止してみたが、体調や体重、心境・時間の使い方などに大きな影響はなかった。これはどういうことなのか。「走ること」は自分の中で、かなり大きなウェイトを占めていると思っているが、実はそうでもないのかもしれない。あるいは、半月ぐらいやってもやらなくても関係ない程度のことなのか?

もっと「走り込んで」怪我や故障に苦しむのは、本意ではないというか、本末転倒。これまでもこれからも、私にはないこと。
一方で、たまに走って翌日筋肉痛ということもなくて済むので、やはりこのくらいがちょうど良いのだろう。

走る代わりに、家でDVD を5本観た。ケーブルテレビで放送された映画も数本。
カズオ・イシグロの「私を離さないで」は良かった。重厚な作品で見ごたえがあった。

邦画では、アニメーションの「この世界の片隅に」が期待を上回って、良かった。いろいろなところで、高い評価を受けているだけのことはあるなと感じた。

年度末が近づいて(寒さが続く)

今年の冬は、本当に寒いですね。全国的にもそうだし、地球規模でも。
大雪による被害も深刻で、お見舞申し上げますと言うしかありません。

さて、早いもので一月ももうすぐ終わり。仕事は一つ節目を迎えて、年度末までは毎度のことながら、慌ただしく過ぎて行くことでしょう。
こういう書き方をすると、まるっきり「当事者」感がないヤツだと思われるかもしれませんが、良くも悪くもその通りです。私自身は、自分の出来ることを「当り前」にやって来て、30数年が経過したと思っていて、それ以上でもそれ以下でもないのですが、人それぞれでいろいろな捉え方があるのでしょうね。

先日、管理職による評価(各人の自己評価に基づくもの)の決定とその告知がありました。これを根拠として、次年度の待遇が決まります。ごく標準的な評価を受けたので、面接の場で質問してみました。
「どんなところに改善の余地がありますか?」

返って来たのは、「年齢や経験を踏まえて、もっと若い人達に働きかけをして欲しい」「充分に力を発揮していると思うが、まだ余力があるのではないか」という趣旨のことでした。
鋭い指摘だなと感じたのが半分、ちょっと買いかぶられているなというのが半分でした。

現時点では、定年退職まであと4年余り。今後制度が変わる可能性もあるのですが、「ゴール」は確実に近づいています。それまでに、少しは「変わる」ことも必要かなと思うところです。具体的にはまだつかめないので、とりあえず今年度の締めくくりを「当事者」らしく、過ごしてみようと思っています。もっともそれは、「バリバリ残業する」とかでは断じてありません。「私らしくて、なおかつ新鮮な」仕事のありようというのを模索してみます。

今年初の(part 2)

ニュースでご覧になった方も多いかもしれない。急に気温が上がって、18℃を超えて3月から4月の陽気になった。やはり、寒いよりは暖かい方が嬉しいし、走り易い。午前中に一時間半走り、二日連続。これも今年初ということになる。

午後は図書館に行った。今年初。f:id:nobuon109:20180116203759j:plain

二年間続けた、「読んだことのない作家にチャレンジ」は今のところやらないつもりなので、何冊かなじみのある人の作品を借りて来た。

ここまで書いて、年頭の計画と全然違うのではないかという思いが頭をよぎる。読み返してみたが、特別なことを何か「宣言」したりしてはいないので、ひと安心というか、改めてヒドい「一年の計」だと呆れるばかり。
読んで下さるみなさん、こんなぐうたらな私が何か「ヤル気」を掻き立てられそうなことがあったらアドバイスをお願いします。

今年初の

1月15日。少し前までは、成人の日だった。三連休にするために法律が変わって、もうどのくらい経つのだろうか。

さて、タイトルの「今年初」まずはランニングのことから。
大晦日から昨日まで、15日間全く走らなかった。今日から再開ということで、ゆったりしたペースで10キロ。とても気持ちよく走れたのが、単純に嬉しかった。明日も休みで、時間が取れそうなので午前中に走ることにしよう。

次に、昨夜は今年初の飲み会。職場の普段一緒に仕事をするチームというかグループの新年会だった。予想通りか、それ以上に楽しく和やかなものになった。年度末まで、あと二ヶ月余り。私自身はたぶん異動しないと思うが、こればかりは予想がつかない。
異動がなくても、チームのメンバーは入れ替えがあるので、良い雰囲気で仕事を進めて来られたことを再確認する機会にもなった。
職場の他のチームから、仲の良さを羨ましがられることもしばしばの、今のメンバーとの時間を大切にして、今年度を締めくくりたいものだ。

一方で、未だに「心ときめく」ようなことが何もない。身の回りにエロティックなものが皆無である。出会いとか、遭遇とか、体験とか…。悲しいことに、この部分は「今年初」どころか、どこまで遡ったらいいのか分からないくらいだ。
何も「活動」していないのだから当り前だと言ってしまうと、見も蓋もない。何か始めてみたい。何が良いのだろう?

10日間

新しい年も10日過ぎて、職場を始めとして世の中全体が落ち着いてきた感じがある。みなさんにとっては、どんな10日間だったのだろう。

大晦日の突然の発熱の「後遺症」におそるおそるスタートを切った元旦から、完全に体調が戻ったと感じるまでに丸4日必要だった。例年にない寒さと雨模様の天候もあったので、思い切ってランニングを完全に休んでみた。何度か書いているように、至って気ままに走る時は走るし、気が乗らない時は走らないという「スタイル」で20年来やって来たので、意識的に「走らない」というのは、初めてのことである。

その代わりに何をやったかというと、映画 の鑑賞。幅広くいろいろ借りて来たり、ケーブルテレビで放映中のものを録画したりして、一日一本くらいのペースで観た。洋画と邦画を半々くらい、アニメーションも含めて、当り外れはあったが、概ね良かった。これまで、休日の過ごし方はほぼ決まっていて、午前中に走って昼食。その後図書館に行ったり、自転車でブラブラしたり、古着屋や書店を覗いたりというところだった。

年頭に立てた目標はそのままに、今年は積極的に映画を観てみようと思っている。お薦めの一本をコメントで頂けたら幸い。