北国の方には、鼻で笑われそうだが何しろ寒い。
東京で過ごした学生時代を除いて、ずっと福岡で暮らしているが、今年は本当に寒い。
他の地域の方には、「九州」というくくりで捉えられ、「南国」とか「暖かい」というイメージがあることだろう。声を大にして言いたいのは、福岡は日本海に面していることもあり、全然「暖かく」ないということ。
一旦離れて、戻ってみて実感したのが「東京の冬はからっとしていて、それほど寒くなかった」「一方、福岡はどんよりしていて寒い」ということだった。それから幾星霜…。温暖化が、杞憂だったと思ってしまうほどの寒さはいつまで続くのだろう。
折りも折り、今日は高校の推薦入試。ダイヤが乱れたバスを諦めて地下鉄で出勤したが、車中には受験生とおぼしき中学生の姿もチラホラ。彼らに、そしてすべての人に「暖かな春」が訪れますように。
私には「爛れた春」とか「目の眩むような夏」とかも、大歓迎だ。