先日、山本周五郎の小説について書いたものの最後に、思わせ振りな書き方をしていたのを反省して、ダイレクトに書こうと思う。
このブログの説明も修正、補足したところだが、私はgay である。
自分の性的志向に気づいたのは、10代の初めだから、もう40年以上それと付き合ってきたことになる。封印しようと「努力」したり、「バレる」ことを恐れたりとじたばたした時期もあった。ある時から、もういいやと吹っ切れて、なるべく無理なことをしないようにして来た。
「さぶ」は若い時に、書店で見つけて驚いた。それは他のいくつかの雑誌も同様で、一大決心の末に買っては、保存・処分に困って遠くの街に捨てに行くことの繰返しだった。
インターネットで、あらゆる情報や画像に接することの出来る現代の生活では、考えられないほど、うぶというか、純情だったあの頃の自分(たち)を、思い出してみるが、可愛い気はあったと言えるのではないか。