人間ドックである。職場の福利厚生の一環として、年に一度実施される。抽選に当たったので、受診する機会を得られた。
半日足らずでやる毎年の健康診断に、いくつかの検査項目が加わり、健康の維持・増進のための講義を受けた後、近くのホテルに宿泊してゆっくり寛ぐ、というコンセプトである。さすがに飲酒はNGだが。
一日目の検査が終わって、ホテルに到着したのが16:30頃だった。肉離れが治ったばかりなので、(ランニング再開して二日経過。痛みは全くない)走るのは自重して、散歩。ここ二週間で随分歩いたなぁと思いながら、行き当たりばったりで角を曲がる。映画や小説なら、思いがけない事件が起こったり、運命的な出会いがあったりするのだろうが、勿論そんなことはなかった。ほど良く汗をかいて、夕食が美味しく食べられた。
会合や宴会で馴染みのあるホテルだが、宿泊する機会はこれまでほとんどなかった。たまたまツインの部屋が用意されていたこともあって、快適だった。友達に電話をしたり、本を読んだりしていたらあっという間に日付が変わった。
二日目の検査は胃透視。バリウムには閉口するものの、以前に比べれば量も減り飲みやすくなっているようだ。検査結果をもとに、医師の診察を受けて終了。詳細な数値は、後日郵送される書面で…ということだが楽しみ(?)である。何年か悪玉コレステロールの数値が悪かったが、昨年改善した。今年も何事もないのが一番だが、あればあったで治療を受ければ良いのだから。