3月も5日目。寒い日(しかも雨)が続いていたが、久しぶりに良い天気になって気持ちがいい。
掃除をして、食材の買い出しに行って、圧力鍋で炊飯をしたら、あっという間に午後。
二ヶ月ぶりに、母の様子を見に行くことにして電車に乗った。平日の午後、最終的には車内は立っている人がちらほらという感じで、予想よりも混んでいた。始発駅から乗ったので座れた私は、すぐに睡魔に襲われ、危うく乗り換えそこなうところだった。
ほぼ二ヶ月ぶりの母の姿は、心なしか元気がないよう…。お世話になっているデイサービスの活動メニューにも、「参加」しているとは言いがたい雰囲気で、椅子に座っていた。嘆いても、悲しんでもどうにもならない、現実がそこにあるということだ。
「残された時間」「限り」そういう類の言葉が、浮かんでは消える午後のひとときだった。