ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

周期的に来る

予想通りに、「その波」が来てしまった。

今の職場で5年目を迎えた。もちろん、異動しないように願い、その通りになったのだから言うことなしなのだが…。

若い頃から、4~5年ごとに異動を繰り返して来て、その度に新しい職場や生活になじむまで結構大変で、調子が悪くなる。とはいっても、仕事を休んだりとか、通院したりとかではない。あくまでも、自分の「気分」の問題。

バロメーターは、いくつかあって、一番分かり易いのは「気づいたら、仕事のことを考えている」状態になっていること。このブログを読んで下さる皆さんの中にも、仕事熱心でかつ有能という方が大勢いらっしゃるだろう。そんな方には、私の書いていることがピンと来ないのではないかと思う。

私は職場を離れるや否や、スイッチが切れるというか、逆にスイッチが入って「本来の自分」を取り戻すというか、とにかく完全にモードが切り替わる感じなのですね。

朝、出勤するバスの中である瞬間に「仕事用の自分」になって、帰宅中に「本来の自分」に戻る感じ。休日に仕事や職場のことを考えることは、ほぼゼロというのが、私にとっての「普通」であって、そうではない「今の状態」はとても疲れるのです。

たまたま、仕事の上で「ミスという程ではないが、良かったとはお世辞にも言えない」レベルのことをやってしまって、自分でそのことを考えているうちに、堂々巡りになってしまうという、お定まりの展開。ここまでは、自分で「分析」出来ているのだけれど、後一歩が踏み出せないという停滞感。

4~5年に一度くらい、そんな状態になることがあって、「そう言えばもう5年目だなぁ」と思っていた矢先に、予想通り「その波」が来てしまい、「おなじみの展開」になっている自分に、苦笑するしかない。

ここまで読んで下さって、「定年間近の人間が何をやってるんだか」と、呆れてしまった方も多いことでしょうね。申し訳ありません。いつまでたっても、いくつになっても成長しないのは、なぜなのでしょうね。