ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

回復の兆し

嬉しいことに、気分が上向いて来た。

きっかけは何かと考えてみた。
一番大きいのは、ずっと続いていた左脚の痛みがほとんどなくなったこと。毎日、きちんと湿布を貼り夜はシャワーだけでなく、湯船に入るようにしていたら、めっきり良くなってきた。入浴については、健康に関する記事や、テレビ番組などでもその効果が紹介されているが、身を持って体験した次第。「単身生活」になるまで、飲んで日付が変わってから帰宅した時以外は、必ず湯船に入っていたのに、ここ数ヶ月面倒に感じて、シャワーだけで済ませていたことも多かったので、知らず知らずのうちに疲れがたまっていたのだろう。読んで下さる皆さんで、シャワー派の方も多いと思いますが、湯船に入るのはやはりおすすめです。

現金なもので、脚の痛みがなくなって来ると、どこか新しい大会にでも出てみたいなという気持ちが膨らんで、ランニング雑誌を読むために図書館に行く。数年前までは、ずっと定期講読していたが最近全く見ていなかった「ランナーズ」。懐かしい感じさえした。最新号は発売日から一月後でないと借りられないので、バックナンバーからちょうど一年前のものを借りて、熟読。自分でも笑ってしまうが、モチベーションが高まって来た。

次の大会はすでにエントリー済みの、北海道だがもう一つ冬に近場で走ってみようかなと思い始めているのだから、我ながらおかしい。

あとは、仕事の上で「いつもの感じ」を取り戻したら良いわけだが、何とかなるような気がして来た。要は、「自分らしく」ということ。
少し先のことやましてずっと先のことなど、考えても仕方がないと割り切って、良く言えば「臨機応変」に、その場しのぎの「自転車操業力」というか「泥縄力」を発揮して、同僚の力を借りまくって笑って働くこと。
今までやって来たのはそんなことだったなと改めて思い至ったところである。