ランニングと海が

海まで走って一休み。帰り道は歩いてしまい家に帰ってビールを飲んで、しばし反省。そして、また同じことを繰り返す。50代gayの身辺雑記。

「仮面の告白」

三島由紀夫である。
色々な評価があるとは言え、文壇における地位をこの作品によって確立したとする捉え方が一般的であるようだ。主人公がほぼ作家自身であるいわゆる「私小説」とは一線を画したところが高く評価されている。大昔、読んだ時には主人公に感情移入することが難しかったという印象だけが残った。

今改めて、初めて読んだ時のことを思い返してみると、感情移入できないということではなく、それをしてはいけないと、ブレーキをかけた自分がいたのではないかと考えている。

マセた子どもだった私は、年齢不相応の小説を読むのが好きだった。さらに言えば、小説を読むこと自体が「背伸びすること」であり、カッコ良いことだと思っていた。もの心ついてからおよそ50年、やっと落ち着いて本を読むことができるようになった。不思議なもので、新しい作家に出会う機会が増えている。折角始めたブログなので、私のオススメの小説についても書いて行くことにしよう。
果たしてこの作品が、オススメかというと違う気もするがインパクトはあるので、このまま記事にしよう。