ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

憧れのシチュエーション(ひと夏の経験)

海岸で理想のタイプと知り合って・・というシチュエーションが憧れだと前の記事に書いたばかりだが、続きを。「仲間の集まる」海岸は、あちこちにあるようだ。学生時代を関東で送ったので、神奈川や千葉の海岸には出掛けたことがある。時間は有り余るほどあ…

カミングアウト(憧れのシチュエーション)

ブログ上ではあるが、自分のことを公開した。ずっと放置していたmixi の「日記」をこちらに切り替えることで、多くの人の目に触れるようにしてみたところでもある。誰しもそうだと思うが、私の中には野放図だったり常識に囚われない部分がある一方で、非常に…

ネタ

以前からこのブログをやっている友人に勧められて、グループに参加してみました。新参者ですがよろしくお願いします。グループのみなさんの記事を、あれこれ拝読して思うのは、「吹っ切れている」方が多いなということと、「語るべきものがあって、それが溢…

「さぶ」(雑誌の方)

先日、山本周五郎の小説について書いたものの最後に、思わせ振りな書き方をしていたのを反省して、ダイレクトに書こうと思う。このブログの説明も修正、補足したところだが、私はgay である。 自分の性的志向に気づいたのは、10代の初めだから、もう40年以上…

さぶ

山本周五郎の作品。 何度も読んで、その度に自分の中の汚れたものがほんの少しだけ、浄化される感じです。ストーリーは至ってシンプル。表向きの主人公が苛酷な運命に翻弄され、ギリギリのところで人の優しさとか真実に救われることで成長するというもの。「…

「夏の思い出」

夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬♪のあの曲である。とても美しくて、どこか憂いも感じられる。ふと頭に浮かんで来るのは、今ごろの季節である。「水芭蕉ってどんな花だ?」「尾瀬ってどこだ?」と思いながら、調べたりはしないのが子供の頃の私の特徴だった。…

「一瞬の風になれ」佐藤多佳子

佐藤多佳子さんの出世作。本屋大賞の受賞作でもある。息子が高校生だった頃に、その時の若い同僚が貸してくれたのが、きっかけで出会った。親子で(家族揃って)夢中になって読んで、感想を語り合ったりしたのも、記憶に残っている。同僚に返してすぐに、買い…

5月の総括 海がランニングの○○

慌ただしく過ぎた5月だった。GWはほぼ暦通りに、仕事と休みが交互にある感じで経過した。家族で過ごした時間も結構あり、大きなイベントも無事に終了した。ランニングも、計画を柔軟に変更しつつ最終的には目標値の月間250キロを越えられたので良かった。今…

「サザエさん」再び

「サザエさん」にまつわることを書いた半月ほど前の記事を、思いがけず沢山の方が読んで下さったので、感謝を込めて補足を。「サザエさん」を見なくなったと書いたが、より正確には「見る時間がなくなった」と「あまり見たいと思わなくなった」の両方だ。田…

「仮面の告白」

三島由紀夫である。 色々な評価があるとは言え、文壇における地位をこの作品によって確立したとする捉え方が一般的であるようだ。主人公がほぼ作家自身であるいわゆる「私小説」とは一線を画したところが高く評価されている。大昔、読んだ時には主人公に感情…