ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

雪が降る…(立春に寄せて 好きな歌)

節分も過ぎて、今日は立春だというのに、何という寒さだろう。
珍しく土日が休みなので、やりたいことをやろうと寒さにめげず、動いている。

昨日は今月初めてのランニング。久し振りに小高い場所にある神社まで。ちょうど節分ということで、賑やかに祭事が行われていた。沿道には露店も出ていて、活気があった。社会人になった我が子達がまだ幼かった頃、家の中で「豆まき」をしたことが思い出されて、感慨深いものがあった。

そして今日。雪が降る中、自転車で図書館に行き軽いもの(紀行文)から、重厚なテーマの小説まで何冊か借りて来た。往復する間、頭の中で流れていたのは「雪」という曲。

「雪が降る 立ち話してるだけで
 雪が積もる 二人の傘に 
 あなたは明日 行ってしまう
 夜汽車に乗って 行ってしまう」

と悲しげなメロディに乗せて切々と歌うこの曲を初めて聞いたのは、飛行機の中だった。歌っていたのは松原健之(まつばらたけし)、初めて名前を見る人だった。サビの部分が
「雪国の娘だから 遅い春を 遅い春を
 ずっと待つけれど 迎えに来てくれますか」

第一印象は「凄い演歌だ!」。次に「けど、わりと好きだな」。家に帰って、曲や歌手について検索してみるといろいろなことがわかって来た。

何度も書いているように、私は音楽の素養がないので、自分で歌うことも演奏することもままならないが、気に入っている。誰か上手な人がカラオケで歌うのを聞いてみたい。