ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

11月の総括(216)

「驚くべき11月」であった。

一つ前の記事の続き。「卒婚」なのか別居なのか、はたまた離婚なのかよくわからないが、至って「穏やか」に話しあっている。時折、条件の良さそうな(手頃な)賃貸マンションの情報などにも触れながら。私自身の心境としては、晴れやかということはないにしても、気が滅入るというほどではなくて、まぁこんな感じかなというところ。

普段仲良くしてくれる、同僚の一人に事の顛末を聞いてもらった。実に真剣に、耳を傾けてくれた上で心のこもった助言をくれた。話して良かったと思う反面、申し訳ない気持ちも強かった。理由は至って簡単、かつ明瞭。一番本質的なところを打ち明けていないから。

結婚生活も同じで、離婚に至る夫婦がその理由として挙げる「性格の不一致」とか「価値観の違い」とか、他にも色々な表現があるが、それはあくまでも表面的なものであろう。表沙汰にしないだけで、どちらか(多くの場合男の側)の性的指向が原因であることが多いのではないか。私は、今のところ周囲の人に「カミングアウト」するつもりはない。結婚生活を今後どうするか、じっくり考えて行きたい。

いつになく、固い内容になってしまい、読んで下さった皆さんには、お詫びします。そんなことがあってもしっかり走っていて、月間の走行距離は216キロとまずまずでした。