ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

久し振りの出張

年に一度か二度、出張する機会がある。行き先も用件もその都度違うが、何かの会合や大会に参加することが多い。商談やクレーム処理(?)といった内容のものではないので、至って気楽に出掛けられる。

今回の目的地は神戸市。当日の早朝に出発すればギリギリ間に合うため、一泊二日の行程が示された。残っていた有給休暇を使って、前日に出発することにした。一泊分の費用はかかっても、楽しく過ごすことが出来るなら、何よりだから。

旅行はもともと好きで、ここ数年で「乗り鉄」の要素があることも自覚したものだから、あれこれ旅程を考えること自体が楽しみである。今回も、交通機関や宿泊地を色々考えてみた。ツアーの情報も集めて、結局新幹線で新大阪往復、一泊朝食付のプランを選んで復路を一日延長して、一泊分のホテルを探した。神戸と大阪が案外近いんだということを知った気がする。f:id:nobuon109:20171115185206j:plain
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歌詞

音楽の素養がまったくないことは、何度か書いている。カラオケは仲の良い人達の、上手に唄う姿を見るのが好き、楽器は何も弾けないという感じ。

その一方で、心に残る曲の歌詞は鮮明に記憶している。

「花嫁」という曲がある。

「何もかも捨てた花嫁♪」とか「帰れない何があっても 心に誓うの♪」とか、今の若い人の感覚とは随分異なるだろうし、初めて耳にした時に小学生だった私にとっても、「何か凄い歌詞だな」「まるっきり演歌じゃん」という印象ではあった。
それでも、歌詞が一つの世界をきちんと表現していることは、子ども心にも理解できた。
40年以上前のたくさんの人の共感を呼び、大ヒットした。このところ、しばしば私の頭の中に浮かんでくる歌詞である。

文化の日に、娘が花嫁になった。

10月の総括(マラソン大会レビュー・201)

明日から11月。木枯らし第一号のニュースも届き、一気に季節が進んだようだ。恒例の総括を。

雨が多かったという印象が強かったが、私のところでは、平年の三倍ほどの降水量だったそうだ。二週続けて、台風の影響もあった。
月の後半は意識して走る時間を確保したので、200キロは走れた。前半の不調から、抜け出すことが出来たのは、まちがいなくランニングのおかげ。

これからの季節は、全国各地でマラソン大会が開催される。毎週末に大会参加する「猛者」も結構いらっしゃるのではないか。

今年はエントリーしていないが、関東のつくばや大田原、関西の泉州と福知山、静岡のしまだは走ったことがある。
どの大会にも、それぞれ忘れられない思い出があるが、フラットで走り易いのはつくば。
泉州としまだは、河川敷なので景色の変化も少なく疲れを感じるとタイムも悪くなってしまうというのは、ただの言い訳。
大田原と福知山はどちらも手強いコースで、参加者のレベルが高いなと感じる。昨年初めて、途中の関門(制限時間)を越えられなかったのが、大田原だった。

このブログを読んでくださる方の中でも、特にランニング愛好家のみなさん。上記の大会以外のお薦めがあれば、お教えください。

台風一過

私のところでは、ほとんど何も影響がなかった今回の台風。被害の大きかった地方の皆さまに、お見舞申し上げます。

昨日・今日と休みだったので、まずは走ることにして、「それなりのペースで長めに走る」を選んでスタート。
「選んで」と書いたのは、私のいつものやり方なのであるが、およその時間を決めて、あとはその時の気分でコースを選択する。昨日は2時間、今日は1時間40分を目安に出発した。

川沿いから海岸線に出ることが多いが、小高い山の中腹にある神社までのコースもあるし、一周2キロの公園を走る周回コースも選べる。少し走った時点で、体調やそれこそ気分に合わせて、予定通りの時間まで走ったり、途中でやめたり、延長したり。

本当に気ままに、好きなようにやって二十数年。早く切り上げたからといって、自分を責めることもないので、長続きしているのだろう。f:id:nobuon109:20171024231614j:plain

並木が綺麗に色づいて来た。ランニングの愛好者には、練習の計画をみっちり立てて、実行することに喜びを味わっている人が割に多いのではないか。そういう姿勢は尊敬に値するし、結果にも結び着いているのだろう。
私にはちょっと難しいけれど、挑戦してみるのも悪くないかなと思い始めたところである。これから寒くなるので、やはりなんらかの目標があった方が励みになる。次の大会参加予定は、随分先のGW の70キロ。まだまだ時間はあるので、じっくり準備が出来る(はず)。

改めて、ランニングの効用

前回、なんとなく調子が悪いことや仕事でつまらないミスをしていることを書きながら、思うように走れていないことも影響しているのではないかと考えた。

「貴重」な曇りとなった一昨日、いつものコースを走りつつ「不調の原因」を整理してみた。イレギュラーな業務と、それに伴う勤務時間・休日の変更が発端だというのは前に書いた通りで、こうして再確認してみるまでもなく、「些細な」ことである。
そして、この程度のことで「きっちり」というか「洩れなく」調子を崩すほど、「繊細」なのが自分という人間なのだと思い至って、苦笑した。
諦めとも、開き直りとも違うこの感じ。良し悪しではなく、「本来の自分」をそのまま認めることと言えば、ちょっときれいごとに過ぎるかもしれない。

仕事以外の時間を何に使っているか、そこにその人らしさが現れる。私の場合は、走ることと文章を読むことに、80%ぐらいをあてている。今回のちょっとした不調で、改めてランニングの効用を実感した。「走る時には何も考えない」という人もいるようだが、私はあれこれ考えていることがほとんどだ。その時々の自分の状態をつかんで、必要なら何か調整したり、じっくり待ったり、誰かに話してみたり。走る時間が、私にいろいろなヒントをくれる。健康な身体と、好きなように時間を使わせてくれる家族に、改めて感謝である。f:id:nobuon109:20171019200927j:plain

通勤路に、秋の気配が濃くなって来た。銀杏並木を走って帰ろう。

10月も半分過ぎた

私にしては珍しく、仕事でバタバタしている。

イレギュラーなイベントがあったので、勤務時間がスライドしたことが原因の一つかもしれないが、肉体的な疲れを自覚することがあって、そのこと自体がストレスだった。そういう状態になると、普段はしないような書類上のミスとか、単純な連絡洩れとかを連鎖的に起こしてしまい、まさに悪循環だった。

間の悪いことに、ぐずついた天気が続いて走ることもままならない。昨日までで、走行距離は80キロ。走ることでストレス解消をしていたんだなぁと改めて思った。

今日・明日が休みなので、のんびり過ごしながら、何かきっかけをつかんで気持ちを立て直したいと思っている。

9月の総括(123)

自戒を込めて、月が変わらないうちに総括を。

バタバタしているうちに、いつの間にか過ぎて行く毎日という感じの9月だった。台風の被害が大きかった方には、この場でお見舞い申し上げます。

さて、123という数値は恒例の月間走行距離である。明らかにモチベーションが落ちている。雨や仕事を口実に、走らない自分がいた。

走らないから、体重が増えるとか体調が悪いとか…何らかの変化があれば、それが走るきっかけになるのだろうが、幸か不幸か全くない。
元々、毎日走らないといけないという強い意思とか、走らないと気持ちが悪いということもない程度のランナーなので、20年緩く続けて来られたのだろう。夏のフルマラソンが、結果はともあれ終わったので、小休止ということで強引にまとめて、明日からまた、走ることにしよう。