2017-01-01から1年間の記事一覧
学生時代に三年間暮らした街は、東急の世田谷線沿線にあった。 三軒茶屋と下高井戸を結び、途中で小田急線にも乗り換えられるので、案外便利な路線である。最近でこそ、鉄道の良さが認識されるようになり、各地の「マイナー」な私鉄がクローズアップされるこ…
中央線(総武線)の車内から、雛壇状に観客席が見えていた。そう、本来は水泳競技を応援するためのスペースが、相互にアピールする「舞台」と化していたのである。仲間の集まる場所だと知ったのは、学生生活も折り返した後だった気がする。「ひと夏」ならぬ二…
海岸で理想のタイプと知り合って・・というシチュエーションが憧れだと前の記事に書いたばかりだが、続きを。「仲間の集まる」海岸は、あちこちにあるようだ。学生時代を関東で送ったので、神奈川や千葉の海岸には出掛けたことがある。時間は有り余るほどあ…
ブログ上ではあるが、自分のことを公開した。ずっと放置していたmixi の「日記」をこちらに切り替えることで、多くの人の目に触れるようにしてみたところでもある。誰しもそうだと思うが、私の中には野放図だったり常識に囚われない部分がある一方で、非常に…
以前からこのブログをやっている友人に勧められて、グループに参加してみました。新参者ですがよろしくお願いします。グループのみなさんの記事を、あれこれ拝読して思うのは、「吹っ切れている」方が多いなということと、「語るべきものがあって、それが溢…
先日、山本周五郎の小説について書いたものの最後に、思わせ振りな書き方をしていたのを反省して、ダイレクトに書こうと思う。このブログの説明も修正、補足したところだが、私はgay である。 自分の性的志向に気づいたのは、10代の初めだから、もう40年以上…
山本周五郎の作品。 何度も読んで、その度に自分の中の汚れたものがほんの少しだけ、浄化される感じです。ストーリーは至ってシンプル。表向きの主人公が苛酷な運命に翻弄され、ギリギリのところで人の優しさとか真実に救われることで成長するというもの。「…
夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬♪のあの曲である。とても美しくて、どこか憂いも感じられる。ふと頭に浮かんで来るのは、今ごろの季節である。「水芭蕉ってどんな花だ?」「尾瀬ってどこだ?」と思いながら、調べたりはしないのが子供の頃の私の特徴だった。…
佐藤多佳子さんの出世作。本屋大賞の受賞作でもある。息子が高校生だった頃に、その時の若い同僚が貸してくれたのが、きっかけで出会った。親子で(家族揃って)夢中になって読んで、感想を語り合ったりしたのも、記憶に残っている。同僚に返してすぐに、買い…
慌ただしく過ぎた5月だった。GWはほぼ暦通りに、仕事と休みが交互にある感じで経過した。家族で過ごした時間も結構あり、大きなイベントも無事に終了した。ランニングも、計画を柔軟に変更しつつ最終的には目標値の月間250キロを越えられたので良かった。今…
「サザエさん」にまつわることを書いた半月ほど前の記事を、思いがけず沢山の方が読んで下さったので、感謝を込めて補足を。「サザエさん」を見なくなったと書いたが、より正確には「見る時間がなくなった」と「あまり見たいと思わなくなった」の両方だ。田…
三島由紀夫である。 色々な評価があるとは言え、文壇における地位をこの作品によって確立したとする捉え方が一般的であるようだ。主人公がほぼ作家自身であるいわゆる「私小説」とは一線を画したところが高く評価されている。大昔、読んだ時には主人公に感情…
タイトルに違和感を覚えた方も多いのではなかろうか。何度か書いているが、交代制の勤務ではなくて、職場全体が土日に働いて月火を休むというスタイルのところに異動して2年が経過した。月に一度か二度ある、土日の休みは非常に嬉しく感じる。今回は土曜だ…
タイトルでピンと来る人がどれだけいるか、見当がつかない。 懐かしい歌シリーズの第三段、どちらも村下幸蔵の曲で沢山の人がカバーもしている。私は音楽の素養が皆無で、楽器も出来ないしカラオケも残念なレベルである。キーを変えるという概念が、分からな…
四月から、職場での担当が変わったので外に出ることも多くなった。直行することもあるが、半分以上は一旦出勤してから出掛けて、直帰するパターン。明日も昼前に出て、電車で小一時間ほどのところへ行き、会合に参加して情報収集をする。少しずつ要領がつか…
先日の男子会、楽しかったと書いたのは本当のことで、また次の機会を楽しみにしているのだけれど、ふと考えてみた。話題というか、「ネタ」にされた職場の女子がこのブログを読んだら、どう思うだろうか。笑い話で済ませてくれたらそれまでだけれど、違う反…
昨夜は職場の同僚達と5人で、飲んだ。いつものメンバーに、新しい一人が加わり大変な盛り上がり。話題は尽きないが、中心はやはり「どんな人が良いか」「結婚の是非」「もし〇〇さんとめぐりあったら」etc. の下らないこと。 25歳の未婚が格好の標的となり、…
日曜日の朝、いつもの通勤バスに乗る。毎回感じることだが、道が混んでいないのと乗客が少ないのとでどこかに出掛けているような気分になる。もっとも、平日でもバスの乗車時間は正味25分ぐらいだし、ほとんど座れるので、東京などの通勤事情を考えると、非…
今日は、通常通り出勤してルーティンワークを済ませてから、近くで開かれる合同の会議に出張。会場が本当に近くなので、徒歩で行くことにして、ついでに公園で昼食。基本的に弁当持参なので、木陰のベンチに座って、ジョギングの人びとを眺めながらゆっくり…
昨日・今日ときちんと休みが取れて、走っただけではなく色んな用事も済ませることが出来たので、気持ち良く明日を迎えられそうだ。数年前の日曜の夕方、絶望的な気分で眺めていたのがテレビアニメの、ご存じ「サザエさん」。世の中には沢山、同じような心境…
年度始めのバタバタとGW を経過して、やっと通常化した仕事。休みもほぼ通常通りに、月曜と火曜になったので、まずは午前中に一時間半ほどランニング。思ったより風が強くて、暑くなかったのは助かった。月曜の午前中に走っている人はさすがに少ない。 家に…
「懐かしい曲」シリーズの第二弾色んな三人娘がありますが、私達の世代だと森昌子桜田淳子、そして山口百恵。 プロダクションの思惑とかも絡んで、無理矢理仕立てるケースもある中で、きちんと認知された最後の例だと思われます。私は山口百恵が好きでした。…
蔦の絡まるチャペルで祈りを捧げた日♪ で始まる「学生時代」という曲をご存じの方も多いことだろう。歌っていたのは、ペギー葉山さん。 先日亡くなりました。子どものころから何となく耳に残っていた歌だけど、後年ペギー葉山さんの母校をモチーフに作られた…
土日に勤務することが多いので、その分月曜と火曜が休みになる。世間とちょっぴりズレるのが、私にはちょうど良いのかもしれない。 普段のランニングコースも、やはり平日は人もまばらで、走りやすいようなちょっと淋しいような。天気予報通り、朝から結構強…
忙しさを言い訳に、ほったらかしにしていたブログを再開します。