ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

6月の総括(93)

今年も半分経過した。年末から一人旅に出て、新年を東京で迎えてから今日までの半年あまり、これまで以上に早かった。梅雨も終盤となり、豪雨による被害が各地で今年も発生している。被害を被った皆さんに、お見舞い申し上げる。何も出来ないので、せめて募金に協力することにしよう。

 

さて、私の6月はというと、年に一度の大きな業務が何とか終了して、ほっとひと息とは行かないところが辛い…。辛いと表現すると、ちょっと違う気もするが、他にぴったりの言葉がない。昨年までと違うのは、「辛さ」の中身。

未経験ゆえの難しさとか、自分の要領の悪さにゲンナリするとかが昨年度の「辛さ」であったのに対して、今感じているのはもっと本質的なもの。何のために働くのかとか、得られる賃金に見合うだけの仕事をしているのかとか、一歩間違えると、泥沼にはまってしまいそうな問を自分に投げかけている状況。ただ、救いなのはそれに自分で気づいていて、客観的に捉えるように意識していること。

 

思い立って、転職サイトに登録してみた。プロフィールを作成して、自己PRを書いているうちに自分の気持ちに正直に生きてみたいと思っていることがはっきりして来た。

 

要は今の仕事を来年3月末できっぱり辞めて、これまでとは全く違う生活をするのが、今の希望だということ。そこに、気づいていたのに、それを封印しよう、我慢して仕事を続けなければ…と自分に言い聞かせていたことを認めたら、嘘のようにスッキリして、いくつかの求人に応募してみた。噂に聞いていた「お祈りメール」も何通か貰ったが、書類審査を通過して面接を受けられることになった。在職中で、しかも東京の求人だったので、面接日程の調整が難しい中、先方からオンライン面接を提案して下さった。そのメールを受け取ったのが、休みを取って海で遊んでいる時だったのが、幸先が良いと感じている。採用されるかどうか、まさに「神のみぞ知る」というところだが、やろうとしていることが間違っていないと思えるのは幸せなことだ。

これから、何社受験するのか見当もつかない。もしかしたら、とりあえず無職になってアルバイトを探すことになるのかもしれないが、それはそれでとても貴重な経験になるはず。生来の楽天的というか、ケ・セラ・セラなところを再確認している今日この頃。5月に続いて、月間走行距離は100キロ弱だが、天候を考えるとまぁこんなところだろう。7月は120〜150キロになれば良いかな。

 

読んで下さった皆さん、ありがとうございます。梅雨明けまで、お互いくれぐれも気をつけましょう。そして、良い夏を。