ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

なかなか思った通りには…

年に一度の夏のイベント、北海道マラソンが終わった。

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タイムは全くお話しにならないものだった。32キロ辺りで文字通り「脚が棒に」なり、しばらくは騙し騙し走ってみたものの、両足に痙攣が出た。棄権して、収容車に乗せてもらおうかとも思ったのだが、幸か不幸か近くには見当たらず。

木陰で(スタート直後に降り出した雨は途中結構強くなり、その後やんで日が差していた)靴を脱いで走って行く人たちを眺めていた。前の記事にも書いたように、今回の目標は「全力を尽くしたと実感すること」だった。このままでは、面白くないと思ったらなぜか「力」が湧いて来て靴を履き直して、走り出すことができた。科学的には、一旦休んだことで、回復したということなのだろうが、体感としては不思議という方がしっくりする。

沿道の私設エイドの方たちに、飲み物や果物と一緒に励ましの言葉を頂いて、走り続けたらいつの間にか痙攣も収まり、最後の3キロは走ってゴールという結末に。とても晴れやかな気分で、後日出来上がって来る写真は、優勝者も真っ青の会心の笑みを浮かべているに違いない。


先にゴールした友人は、怪我でもしたかと心配しながら待ってくれていた。ことの顛末を肴に、反省会は大いに盛り上がった。

夏のイベントが終わろうとしている。また来年、新しい目標を掲げて参加しよう。秋から冬にかけて、モチベーションの維持が課題である。