なかなか思った通りには…

年に一度の夏のイベント、北海道マラソンが終わった。

タイムは全くお話しにならないものだった。32キロ辺りで文字通り「脚が棒に」なり、しばらくは騙し騙し走ってみたものの、両足に痙攣が出た。棄権して、収容車に乗せてもらおうかとも思ったのだが、幸か不幸か近くには見当たらず。

木陰で（スタート直後に降り出した雨は途中結構強くなり、その後やんで日が差していた）靴を脱いで走って行く人たちを眺めていた。前の記事にも書いたように、今回の目標は「全力を尽くしたと実感すること」だった。このままでは、面白くないと思ったらなぜか「力」が湧いて来て靴を履き直して、走り出すことができた。科学的には、一旦休んだことで、回復したということなのだろうが、体感としては不思議という方がしっくりする。

沿道の私設エイドの方たちに、飲み物や果物と一緒に励ましの言葉を頂いて、走り続けたらいつの間にか痙攣も収まり、最後の3キロは走ってゴールという結末に。とても晴れやかな気分で、後日出来上がって来る写真は、優勝者も真っ青の会心の笑みを浮かべているに違いない。

先にゴールした友人は、怪我でもしたかと心配しながら待ってくれていた。ことの顛末を肴に、反省会は大いに盛り上がった。

夏のイベントが終わろうとしている。また来年、新しい目標を掲げて参加しよう。秋から冬にかけて、モチベーションの維持が課題である。

夏の終わりに

今年も北海道マラソンがある。参加するのは三回目、過去二回ともギリギリ4時間を切って何とか走りましたという結果だった。
今年は、脚（膝）の痛みが続いた時期もあったが、やっと回復して6・7月の練習量はまずまず。走り終わって、「あぁ、全力を出し尽くした」と感じられるようにするのが今回の目標。タイムはそれが達成できたら、「おのずとついてくる」。天気予報によれば、曇りで24℃くらいになるそうだ。

北海道では大学以来の友人と反省会を楽しみに、帰りに東京で一泊して、高校以来の友人と飲む予定。どんな北海道&東京の旅になるか、夏の終わりにこういう時間が持てるのは、嬉しいことだ。

夏が

夏の休み、とりあえず明日までで終わる。

読んで下さる皆さんはいかがだろうか。お仕事によっては、この時期全く休めないという方もいらっしゃるだろうし、交代で休みを取るために「お楽しみはこれから」という方も…。

私の休みは、前の記事で触れたように甥っ子との釣りに始まり、実家で母の介護をめぐる課題に直面し解決策を探り、二時間ほど職場に出てやるべきことを片付けて、同僚を「離れ」に招待してゆっくり飲んでと、実に盛りだくさんで、変化に富んだものになった。
この季節、久しぶりに・定期的に・初めて・思いもよらず・運命的な…と実に様々な出会いがあったののではないだろうか。今のところ、最後の一つだけはないようだがまだわからない。後になって、あの時に出会ったのは運命だったのだと実感することがあるかもしれない。

残り少なくなった今年の夏、「望み」を捨てずに大切に過ごしたい。

甥っ子と（続 ひとりでできるもん）

中学二年生になる甥っ子が両親と共に帰省中。丸二年会っていなかったが、心身ともしっかり成長しているのは、嬉しい限りである。
釣りに一緒に行くのを楽しみにしてくれていたそうで、「オヤジ殺し」の笑顔とセリフが炸裂する。

釣果はその場で、捌いてくれるサービスがありがたい。持ち帰って、にわか料理教室を開講した。煮付けは間違いのないメニューなので、横で少し口添えをすれば、なかなかのできばえ。

旅の終わりに

あえて選んだ、新大阪発博多行きの「こだま」。高齢者向けの割引切符で、6000円という価格は素晴らしいと実感しながら、旅の終わりを楽しんでいる。

松山千春の「人生の終わりに」という曲がある。「人生」を「たび」と読ませるセンスは、好き嫌いの別れるところだろう。先日、久しぶりにカラオケで歌ったが、懐かしかった。何度か記事にしているように、私は歌詞が好きになるとその歌が自動的に覚えられるタイプで、この歌もその中の一つ。
「回り道でも　人生の終わりに　君にもう一度　会えたならいいね　（繰り返し）」というサビが松山千春の高音で表現されて、ヒットした。

岡山駅で20分ほど停車する。こだま号は、いろんな駅で待ち合わせをして、後続の電車に抜かれて行くが、旅の終わりを味わいながら乗っている分には全然悪くない。人生の終わりを意識しながら生きて行くこともまた、全然悪くない。

7月の総括（170）

暑い8月。皆さん、体調管理に苦労していらっしゃるところでしょうか。私は春からの不調を脱して、元気に動き回っています。もちろん油断大敵。

旅先のホテルでの一枚。いろんな人と会う。お久しぶりだったり、はじめましてだったり。健康で、会いたい人がいて、時間とお金のやりくりが出来て。

こんな数日間があるから、日常を何とかしのいで行けるのかなと思う。

雨にたたられながらも、7月の走行距離は170キロ。十分と言えるのではないか。今月末の北海道マラソン、楽しみだ。

小休止

連休に代休がつながったので、今日まで4連休。昨日と今日は梅雨も「小休止」という感じで、晴れている。海に来て、木陰でのんびり過ごしながらここ数ヶ月を振り返っているところ。

仕事はやっとペースを取り戻せた。やるべきことは多いが、出来ないことや苦手なことは同僚に助けてもらいながら、自分も同じように誰かの手助けもして行けたら良いなと、ごく当たり前のことを再確認している。

８月には楽しみを二つ計画している。子どもたちの顔を見に上京するのと、北海道マラソン参加。その前後は上半期の締めくくりで、普段より業務量が増えるのは、仕方ない。
今回のように「小休止」を上手く入れながら、楽しい夏にして行こう。