ランニングと海が

海まで走って一休み。帰りも走るつもりが、気が変わってのんびり歩く。そんな日々も気づけばかれこれ30年近く。還暦を過ぎて、定年退職と転職さらには離婚と身辺には大きな変化がありました。新しい仕事にもようやくなじんで来たところです。単身生活にもすっかり慣れて、行動範囲を広げつつあるgayの身辺雑記。

5月の総括(272)

ほぼ「日常」が戻って来た。そんな6月も明日は10日。少し遅くなってしまったが、恒例の5月の総括。

職場では、変更に次ぐ変更で戸惑うことも多かったが、昨年度末の人事異動で新しく来た若い人たちが皆それぞれにしっかりしていて、個性を発揮しながらも組織的に動くということが当たり前に出来ていることに、感謝せずにはいられない、そんなひと月だった。

あまり具体的には書けないが、一つ質問に答えると次の次くらいまで推測して自分でやってみる感じ。質問も的を射ているというか、もうそこまで行き着いたの?と驚くことも多かった。

ここ数年ほとんど異動がなかったことによる、いろいろな部分での「淀み」が、一気に解消されたと喜んでばかりはいられない。同じメンバーであってもお互いに言うべきことは言って、問題点や課題を解決・改善しようとしなければ、停滞するのは必然である。うちの職場の昨年度がまさにそうだった。

今年の新メンバーに感謝するだけでなく、何も出来ないままだった自分(愚痴を言って慰め合っていた仲の良い同僚も含め)を反省して、今年度を大切に過ごしたいと思う。

珍しく、真面目な内容になってしまったが、道楽のランニングは引き続き良い感じで、月間走行距離も272キロと上々。例年なら8月の終わりに北海道マラソンを走るところだが、今年・来年とオリンピックの影響で大会そのものが実施されない。秋以降の大会も軒並み中止が決まって、まだ何の計画も立てていない。思い切って、全く新しい「何か」を始めるきっかけにせよという「天の声」なのかもしれない。夏の休みは10日ほど取れそうなので、何かやってみたい。

そのうちに…と先送りにしていたことの一つに、「お会いしたいと思いながら、ずっとご無沙汰している方に、連絡を取ってお訪ねする」というのがある。先日、葉書を出してみたところすぐにお電話を下さった。「いつでもどうぞ、おいで下さい。」とのお言葉を素直に受け取って、お訪ねすることにしよう。この夏の計画がこれで一つ。あとは、東京にも行きたいし、関西にもその帰りに寄りたい。
この記事を書きながら、夏の計画がほぼ固まって来たことに我ながら驚く。

ひと月半遅れでやっとスタートしたその遅れを、取り戻しながら上半期の終了時期は変更なし。それ相応の「成果」も出せとは、誰が考えても無理に決まっているのだが、「やりません、出来ません」とはもちろん言えないし、言っても仕方がない。やるだけやって、出た結果がすべて。案外「やる気」になっている自分にちょっと驚く。

二度と来ない(当たり前だが)、58歳の夏。面白くなりそうだ。