今年も残すところ3週間を切った。毎日やるべきこととやりたいことをやっていると、時間の経つのを忘れるという感じ。ランニングもまずまずのペースで、走行距離は151キロだった。全国各地で、マラソン大会再開の動きが加速化しているのは嬉しい限り。
誕生日もそんな流れの中で、過ぎて行き、無事?還暦を迎えた。オミクロン株の感染が懸念されているが、子供達からお祝いの食事に招いて貰い、プレゼントを受け取った。
3人で、顔を合わせて食事をしたのはおよそ2年ぶり。その間、それぞれに色々なことがあった。成人した子供達の話を聞いていると、仕事や生活する上での苦労や失敗は、人を成長させてくれるものだと改めて思う。もちろん、程度問題であって、心身に大きなダメージを与えることになったら、全力でそれを回避しなければならないのは当然だ。私にも、そして子供達にもそんな危機がこれまであったし、今後もそれは変わらない。お互い、自分一人で抱え込み過ぎないように気をつけようと確認し合ったひと時でもあった。
いよいよ、来年3月で定年退職を迎える。雇用を延長してもらうつもりだったが、つい先日違う仕事をやってみないかという話を頂いた。
今の職場でそのまま勤務を続けるのが、一番楽だが、100%それが約束されているわけではなく、異動する可能性もある。待遇面では、大幅に賃金が下がり正直モチベーションは下がる。言葉は悪いが「渡りに船」。何かの見えない力が働いているような感じもある。「潮時」というものなのかもしれない。
数日しっかり考えて、誰にも相談せずに決意した。3月で退職し、その後は今まで経験したことのない立場で、初めての業務に挑戦してみることにしよう。
先日訪れた京都の杉林。今後も、まだまだ伸びて行けるぞと、私を奮い立たせてくれたようだ。